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スタッフブログ

お口がくさい!?強烈なニオイの原因とは?

2022.05.10

 

こんにちは。院長の天海です。

爽やかな五月晴れが心地よい季節になりました。

気温も上昇し、日中は少し動くだけで、

汗ばむ日も出てきましたね!

 

 

さて、汗をかく季節になると

体のニオイが気になりますが、

気にすべきなのは体臭だけではありません。

口臭も気にすべきニオイのひとつです。

 

たかが口臭…

そう思われるかもしれませんが、

なかなか消えない口臭の影には

実は深刻な病気が隠れているかもしれません。

 

 

 

 

◆誰にでもある生理的口臭

 

皆さんは朝起きた時に、

お口のニオイが「くさい」と

感じたことはありませんか?

 

 

起きた直後やお腹が空いている時、

緊張している時などは

だ液の分泌量が減少します。

 

すると、お口の中に細菌が増えてしまい、

口臭の原因となる揮発性(きはつせい)の

「硫黄化合物(いおうかごうぶつ)」が

たくさん作られてしまうのです。

 

 

 

 

硫黄化合物は

野菜が腐ったようなニオイ

卵が腐ったようなニオイなどに例えられ、

悪臭と言われることも。

 

この悪臭こそが、

「生理的口臭」の正体です。

 

 

しかし、ニオイの強さは人によって異なるものの、

生理的口臭は、誰にでもある口臭で、

食事や歯みがきをすることで口臭は弱まります。

 

また、女性はホルモンの影響によって

お口のニオイが強くなることもありますが、

一時的に強くなるお口のニオイは

それほど心配する必要がありません。

 

気がかりなのは、次の「病的口臭」です。

 

 

 

 

◆治療が必要な病的口臭

 

口臭の中には治療が必要となるものもあります。

それが、病気によって発生する

「病的口臭」です。

 

原因となる主なお口の病気には、

・歯周病

・むし歯

・舌苔(ぜったい)

などが考えられます。

 

 

この中でも1番考えられる原因は歯周病。

 

歯周病は細菌の感染によって引き起こされる疾患で、

進行すると

歯を支えている骨が溶かされてしまうことも。

 

しかも、歯周病の原因となる細菌は、

嫌なニオイの元となる硫黄化合物を生み出します。

 

 

また、舌に白っぽいものが付着している場合、

それは「舌苔」という細菌のかたまり

の可能性もあります。

 

舌苔に含まれた細菌を放っておくと

病的口臭は、

より一層強くなっていくのです。

 

 

口臭の原因はそれだけではありません。

「むし歯」も原因のひとつになり得ます。

 

むし歯が進行すると歯に穴が空き、

神経が腐敗してしまうことがあります。

すると、「その穴に詰まった食べかす」

「腐敗した神経」から

強烈なニオイが生じるためです。

 

 

 

 

 

◆お口のケアで口臭予防

 

口臭には様々な原因が存在し、

中には全身の病気が関係している場合もあります。

 

しかし、口臭の原因の80%以上

お口の中にあるといわれており、

その原因を減らすには、

お口の中を清潔にすることが大切です。

 

 

 

 

歯ブラシとフロスや、タフトブラシなどを併用し、

お口の中の汚れを丁寧に落としましょう。

 

そして、ご自宅での歯みがきだけでなく

歯周病やむし歯の早期治療につながる

歯科検診も欠かせません。

 

 

私たちが行うプロフェッショナルケア

皆さまが行うセルフケア2本柱で、

お口のトラブルを防ぎましょう!

 

 

 

あまがい歯科医院
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新しい衛生士のご紹介

2022.04.21

こんにちは、あまがい歯科医院です。

 

早いもので桜も盛りを過ぎ、芽を出した新緑が青々と輝き出す季節がやってきますね。初夏のような陽気の日はとても気持ちが良いです。

 

さて、写真でご紹介するのは、当院の新しい衛生士です!

ブログ写真 - 天海ひろみ

 

明るく元気な2人が入社し、医院の雰囲気がとても明るくなりました。
歯茎の中の見えないところの歯石をとるのが上手で、さっそく活躍してくれています。これからも持ち前の明るさで、患者さんと良好な関係を築いていってくれるでしょう。

 

今まで検診やクリーニングの予約が混雑する曜日や時間帯がありましたが、これからは少し予約が取りやすくなると思いますので、是非ご来院ください。
ご予約お待ちしております。

 

【お知らせ】
4月29日金曜日が祝日でお休みなので、通常は木曜日が休診日ですが、
4月28日木曜日は診療を行ないます。

 

 

 

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歯と歯ぐきの「みぞ」にご用心!

2022.04.06

 

こんにちは。院長の天海です。
4月18日は『よい歯の日』、
日本歯科医師会が
「いつまでも食事を楽しんでもらいたい」
という願いを込めて制定した記念日です。

 

『よい歯』を守るためには
毎日の歯みがきが不可欠ですが、
どんなに歯をみがいても
汚れの落ちにくい場所があります。

 

それが、「歯」と「歯ぐき」の間にある、
『歯周ポケット』と呼ばれる「みぞ」です。

 

 

「歯周ポケットという名前は聞いたことがある」
という方も多いと思いますが、
実は、歯周ポケットの存在は
「歯を失ってしまう前兆」でもあるのです。

 

 

 

 

◆『歯周ポケット』って一体なに?

 

歯と歯ぐきの間は、一見すると隙間なく
ピッタリくっついているように見えます。

 

ところが、この境目には隙間があり
この「溝(みぞ)」を
『歯肉溝(しにくこう)』といいます。

 

 

通常、溝の深さは1mm程度しかありませんが、
ここにプラーク(歯垢)が溜まると、
歯周病菌が歯ぐきに炎症を引き起こし、
溝が深くなります。

 

 

この「深くなった溝」こそが
『歯周ポケット』の正体です。

 

 

 

 

そしてなんと、『歯周病』が悪化すると
ポケットの深さは1cmを超えることも。
ちょっと想像しただけでも怖いですね。

 

 

 

◆ポケットが深くなるだけじゃない!

 

歯周病菌は
ただ歯周ポケットを深くするだけ
ではありません。

 

同時に『歯石』を作りだし、
そこを隠れ家にしてどんどん繁殖していきます。

 

歯の表面はもちろん、
歯周ポケットの中にも「歯石」を作りだすのです。

 

その奥には歯ブラシも届かないため、
「細菌のすみか」となり、
恐ろしい数の細菌が繁殖します。

 

 

 

 

そしてなんと、
歯周病菌が出す毒素により
歯を支える骨が溶けはじめ、
やがて歯が抜けてしまうのです。

 

 

 

 

 

◆歯周ポケットを深くしないために

 

歯周ポケットが深くなるほど、
歯周病菌によって
歯を支える骨が溶かされるリスクが高くなります。

 

しかし、
歯ぐきの中に生息している歯周病菌は
普通に歯みがきをしても
なかなか取り除くことができません。

 

 

そこで必要になるのが、
歯科医院でのチェック歯周病治療です。

 

歯科治療では歯の表面だけではなく、
専用の器具を使用して
ポケットが深い部分の歯石まで
しっかり取り除きます。

 

 

 

 

 

◆気づかないうちに「悪化」する…

 

実は、歯周病で最も恐ろしいのは、
目立った自覚症状がないまま
歯周ポケットがどんどん深くなることです。

 

 

気づいたときには
ポケットの深さが1cm以上!

ということも珍しくありません。

 

 

そこまで深くなる頃には、
すでに歯を支える骨も溶け始めています。

 

「歯ぐきが腫れてるかな?」
「ちょっと出血してるな…」

 

そんなときは、まず一度、
歯周病検査を受けてください。

 

ポケットが深くなる前にしっかり治療をして、
1本でも多くの歯を守りましょう。

 

 

 


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歯ブラシを交換すべき「タイミング」

2022.03.04

 

こんにちは。院長の天海です。
3月は寒い冬から暖かな春へと変わる季節の変わり目。
そして、進学や就職といった
新しい環境に向けて準備が必要な時期でもあります。

 

この機会に心機一転、
身の回りのものを新しいものに交換して、
晴れやかな気分で春を迎えてみるのも
よいかもしれませんね!

 

 

さて、交換といえば、皆さんは
「歯ブラシを交換するタイミング」について
考えたことはありますか?

 

まだまだ使えるから大丈夫!
と思っていても、
実はお口を傷つける原因となる場合や、
細菌が溢れかえって不衛生な状態
になっていることもあります。

 

 

そこで今回は、
こうなってからじゃ遅い!
歯ブラシを交換すべきタイミング
についてお話させていただきます。

 

 

 

 

◆毛先が開いたら「使いすぎ」?

 

同じ歯ブラシを使い続けていたり、
強い力で磨いたりしている

毛先が広がってしまうことがあります。

 

このような歯ブラシでは、せっかく歯を磨いても
汚れを十分に落とすことはできません。

 

 

というのも、毛先の整った
新品の歯ブラシでは除去できていた歯垢も、
毛先が開いてしまうと
約4割も除去率が下がってしまう
のです。

 

 

 

 

しかも、
そのような歯ブラシで磨いていると、
開いた毛先が歯ぐきを傷つけ、
出血してしまうこともあります。

 

 

『歯ブラシの毛先が開いてしまったら』
早めに交換するようにしましょう!

 

 

 

 

◆見えない細菌がいっぱい…
毛先が開いていなくても○ヶ月で交換!

 

毛先が開いていなくても
交換すべきタイミングがあります。

 

それは最低でも、
『使い始めてから約1ヶ月経ったとき』です。

 

 

歯ブラシは使い続けているうちに、
目に見えなくても細菌が繁殖していきます。

 

3週間も使い続けると、
その細菌の数はおよそ100万個にも上る
といわれ、
なんとトイレの水の80倍に相当します。

 

 

 

 

そのような歯ブラシを使い続けていれば、
せっかくの歯みがきも
雑菌をこすりつけているようなもの。

 

むし歯や歯周病、口臭の原因に
なってしまうこともありますので、

たとえ見た目が綺麗でも、
1ヶ月も使ったら交換するのがおすすめ
です。

 

 

 

 

◆細菌の繁殖を抑えるためには?

 

歯ブラシに細菌を繁殖させないコツは、
使い終わったら
しっかりと乾燥させて、
清潔な場所に保管する
ことです。

 

細菌は水分や湿度が高いと活性化し、
周囲の栄養分を取り込んで繁殖します。

 

そのため、
歯ブラシを濡れたまま保管すると、
細菌にとっては絶好のすみ家

なってしまいます。

 

 

また、意外とやってしまいがちなのが
歯ブラシのキャップを
つけたままにしてしまうこと。

 

使ったあとにキャップをつけて保管すると、
なかなか乾燥せずに湿度の高い状態が続いてしまうので、
細菌が繁殖しやすい環境となってしまいます。

 

歯ブラシのキャップはしっかり乾燥させたあとに、
ポーチなどに入れて持ち運ぶ時に使いましょう。

 

 

歯ブラシを保管する際には
水分や湿度に気をつけたうえ、
置き場となるコップやスタンドを清潔に保つことで
細菌が繁殖しにくい環境を
作ることができる
ので、
ぜひ実践してみてください。

 

 

 

 

このように、「正しい使い方」「保管」ができれば、
歯ブラシを長持ちさせることができますが、
いつまでも清潔に保つには限界があります。

 

もしも毛先が開いてしまったり、
使い始めて1ヶ月程経ったり
したら、
決してそのままにせずに
しっかりと歯ブラシを交換しましょう!

 

 

 


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実りました!

2022.02.18

こんにちは。あまがい歯科医院です。

 

節分が終わり、少しずつ春の訪れが感じられる季節になってきましたね。
三寒四温というとおり、まだ寒さが残る日もありますが、
みなさまお変わりありませんでしょうか。

 

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さて、5年前に苗を植え、大切に育ててきたオレンジ(はるか)が、
ようやく実をつけました。
けっこう美味しいのでもっと実がなるようお手入れしたいと思います。

 

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昔からなぜか冬になると毛ガニを食べたくなります。
冷凍は味が落ちるので、
以前は北海道から朝茹でのカニを取り寄せたこともありましたが、
ここ何年か値段が上がってしまい気軽に注文できなくなってしまいました。

 

特に今年は不漁のようであきらめてかけていましたが、たまたま近くのスーパーで活毛ガニを見つけ喜んで買ってきました。

 

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みごとな毛ガニ!
ひと手間かかりますが、毛ガニで一杯、最高ですね。

 

 

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むし歯よサラバ!歯に良い食べもの

2022.02.03

 

こんにちは。院長の天海です。

2月といえば、受験シーズンの真っ只中。

受験を控えている学生さんや

保護者の皆さんにとっては、

まだまだ気の抜けない日々ですね。

 

試験は一発勝負。

本番で最大限の力を発揮するためにも、

健康管理はとても大切です。

規則正しい生活を心がけ、

ベストな状態で試験に臨みましょう!

 

 

さて、健康を維持する上では

栄養バランスの取れた食事が欠かせません。

そして、バランスの良い食事は身体だけでなく、

歯も丈夫にしてくれます。

 

そこで今回は、丈夫な歯を保つために

バランス良く取り入れていただきたい、

『歯に良い食べもの』をご紹介します。

 

 

 

 

◆歯を丈夫にする食べもの

 

「カルシウム」が骨を強くする

というのは有名な話ですが、

それは歯も同じ。

 

歯の表面は食事のたび

むし歯の原因菌によって

少しずつ溶かされています。

 

その際に、歯に含まれていたカルシウムも

溶け出してしまうのですが、

だ液などの働きによって、

溶けた歯は修復されます。

 

これを『再石灰化 (さいせっかいか)』といい、

カルシウムが不足してしまうと

再石灰化が上手くいかないため

歯が弱って、

むし歯にもなりやすくなってしまいます。

 

 

 

そんな、歯を丈夫にするカルシウムは、

・ひじき

・小魚

・昆布

・わかめ

・海苔

・牛乳

・チーズ

 

といった、魚介類海藻類、

乳製品などに含まれています。

 

 

 

 

特に積極的にカルシウムを

摂取していただきたいのは妊娠中のお母さんです。

 

お腹の中の赤ちゃんは生まれる前から、

乳歯の芽と呼ばれる

「歯胚(しはい)」 を作りはじめています。

 

そして、中学生くらいのお子さん

生えはじめた永久歯を

丈夫にしていくために、

カルシウムは必要不可欠です。

 

 

ただし、

単純にカルシウムを多く摂取したからといって

歯が強くなるわけではありません。

 

というのも、

カルシウムは吸収率の低い栄養素で、

せっかく摂取しても、

そのほとんどは体内に取り込まれません。

 

しかし、

「ビタミンD」

一緒に摂れば話は別!

 

摂取したカルシウムの吸収を促進し、

骨まで運ぶ働きをもっています。

 

ちなみに、ビタミン Dを含む食品は

魚類やきのこ類で、

・カツオ

・きくらげ

などに含まれています。

 

 

 

さらに、

歯の表面を丈夫にするために

必要な栄養素がもうひとつ。

 

それが「ビタミンA」です。

 

ビタミンAは

・にんじん

・かぼちゃ

・レバー

などに多く含まれ、歯の表面を覆う

「エナメル質」という組織を強くしてくれます。

 

 

そして最後にご紹介するのが

「ビタミンC」

 

ビタミンCはエナメル質の下にある

「象牙質」という組織を強くします。

象牙質は歯のほとんどを構成する

いわば歯の主成分。

 

・パセリ

・ピーマン

・ほうれん草

・イチゴ

・みかん

・レモン

などに含まれているので、

これらもしっかりと摂るようにしてくださいね。

 

 

 

 

 

 

◆歯を掃除してくれる食べもの

 

「丈夫な歯をつくる」以外にも、

歯にとって良い食べものがあります。

 

それは、

繊維質を多く含む野菜や果物。

 

例えば、

・レタス

・セロリ

・ごぼう

といった食材ですが、

このような食べものは

飲み込むまでに何度も噛むことになり、

その際に

歯の表面や粘膜についた

汚れをこすり取ってくれます。

 

 

 

また、噛む回数が増えると

だ液もたくさん出ます。

 

だ液には

口の中の汚れや細菌を洗い流す作用もあり、

口腔内を清潔に保つには欠かせない存在です。

 

 

 

 

◆「食事」も「ケア」もバランスよく

 

「歯に良い食べもの」は今回ご紹介したように

たくさんありますが、

食事だけでは歯を守れません。

 

むし歯や歯周病の予防には

ご自宅での適切なケアと、

歯科医院での

定期検診が効果的です。

 

いくら歯科医の治療や検診を受けても、

「ご自身で行うセルフケア」

を怠ってしまうと、

歯は弱り、さまざまな疾患を

引き起こしてしまうことに。

 

食事もケアも好き嫌いせず、

「バランスよく」を心がけてくださいね!

 

 

 

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新しくなりました

2022.01.26

こんにちは。あまがい歯科医院です。

 

2022年も半月が過ぎ、寒さも一段と厳しくなってきましたね。
新学期や受験シーズンの始まりに、コロナウィルスの再拡大、
体調の管理がいつも以上に心配になりますね。
こまめな換気と加湿、水分補給で乗り切っていきましょう!

 

さて医院の方では、年末に、大掃除を行いました。
さらに、入口のタイルの張替えや、柱や三角の屋根の部分の色の塗りなおし、
ドアの交換をしたり、院内も部分的に補修したりしました。

 

2022.01 - 天海ひろみ

 

2022.01_2 - 天海ひろみ

 

タイルは安全に配慮し、滑りにくい材質に変わりました。

 

 

2022.01_3 - 天海ひろみ

 

皆様もお気付きの点やご要望があればお伝えください。

 

 

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歯の寿命と身体の寿命の関係

2022.01.07

 

あけましておめでとうございます。院長の天海です。

 

お正月休みも終わり、

すでに学校やお仕事といった

日常生活に戻りはじめた方も多いかと思いますが

たくさん休んで、たくさん食べ、

元気になった体で

この一年を健康に過ごしましょう!

 

 

さて、そんなお正月といえば、

皆さんのご家庭で「おせち料理」はご用意されましたか?

 

おせち料理に使われる食材には、

それぞれに「おめでたい意味」や、

「縁起をかついだ長寿の願い」などが込められており、

昔から多くの人々が

健康に長生きできるように願っていた

というのがよくわかりますね。

 

 

ところで、

そんな「身体の寿命」とは別に、

「歯」には「歯の寿命」がある

というのはご存じでしょうか。

 

実は、私たち人間は

80歳を迎えるまでに

たくさんの歯を失ってしまうため、

生涯自分の歯だけで食事を楽しめる人は

ごくわずかなのです。

 

そこで今回は、

そんな「歯の寿命」と、

それを延ばすための方法について

ご紹介させていただきます。

 

 

 

 

◆歯を○○歳まで長生きさせよう!

 

歯の寿命は人間の寿命よりも短く、

皆さんの年齢や健康状態に関わらず

歯が抜け始めてしまう可能性はゼロではありません。

 

しかも、歯の本数が減ってしまうと、

日々の食生活はもちろん、

コミュニケーションや

運動能力にも影響が及ぶなど、

身体にも様々な悪影響があらわれはじめます。

 

 

つまり、

歯の有無は全身の健康に関係するため、

皆さんの健康・寿命

歯の健康・寿命

異なるようで密接な繋がりがある

ということなのです。

 

 

このことから、

厚生労働省と日本歯科医師会は

とある目標を提唱しています。

 

 

ずばり、その目標とは

80歳まで20本の歯を残すこと

=8020(ハチマルニイマル)運動です!

 

 

 

 

 

◆「歯」が減れば「食べられるもの」も減る

 

私たちは日頃、

お肉やお餅のように歯ごたえのあるものや、

おせんべいのような硬いものなど、

実に様々な食べ物を口にします。

 

 

しかし、歯の本数が減ってしまうと

それらをうまく噛み砕けなくなってしまうため、

食べものが喉に詰まる原因になることも。

 

 

 

そう、これまで

「おいしく食べられた料理」が一転して、

「命を脅かす危険な食べもの」

変わってしまうのです。

 

 

 

 

◆豊かな人生は健康なお口から

 

日本人の平均寿命は

男女ともに80歳を超えるようになり、

これからも延び続けることが予想されています。

 

 

 

しかし、せっかく寿命が延びても、

その時間を豊かに過ごせなくては

もったいないと思いませんか?

 

つまり、身体だけではなく

歯をより多く残し、

お口の健康を保つことが

重要になってきます。

 

それには歯の喪失の原因…

「むし歯」「歯周病」などの

予防・早期発見・早期治療

必要不可欠です。

 

 

特に歯周病は、

別名「沈黙の病」と呼ばれるほど、

自覚症状の乏しい病気。

 

気づいた頃には重症化していることも

少なくありません。

 

 

そのためにも定期検診は欠かさずに、

何か気になることがあれば

すぐに相談するようにしましょう。

 

皆さまの歯と健康を守るために、

常に最善の診療を心がけて参りますので

2022年もどうぞよろしくお願いいたします!

 

 

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美しき日本

2021.12.21

こんにちは。あまがい歯科医院です。
きらびやかなイルミネーションが街を彩る季節となりましたね。
寒さも本格的になってきましたが体調を崩されてませんか?
今年もあと少し、元気に笑顔で年始を迎えられるよう、どうぞご自愛ください。

 

医院の玄関の前にある紅葉の木が色づいてきました。
晴れた日は光があたってとても綺麗に見えます。
庭先で四季を感じられるのは良いものですね。

 

もみじ2 - 天海ひろみ

もみじ1 - 天海ひろみ

 

 

患者様より、手作りのお正月飾りをいただきました。
とても気品のある美しい飾りです。

 

正月飾り - 天海ひろみ_re

 

新年に大切に飾らせていただきます。
ありがとうございました。

 

 
【お知らせ】
年末年始の診療日について、
誠に勝手ながら12月29日(水)午後~1月4日(火)までお休みとなります。
ご迷惑をお掛けいたしますが、ご理解のほどよろしくお願いいたします。

 

 

 

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知らぬ間に骨が溶ける?喫煙者のお口リスク

2021.12.06

 

こんにちは。院長の天海です。

年末年始の準備でバタバタと忙しいこの季節。

その中でも、恐らく皆さんも行う大掃除ですが、

もともとは12月13日になると行われていた

「すす払い」という行事が由来となっており、

「正月事始め」の一環として

新年を迎えるための習慣だったそうです。

 

そんな年に一度の大掃除ですが、

実際には日頃からこまめに掃除をしていれば、

手間も時間も少なく済みます。

 

そしてそれは、歯のお掃除も同じこと。

 

実は、普段からお口の中をきれいな状態にできていないと、

お口の中の細菌がどんどん増え

『歯周病』や『むし歯』のリスクが確実に高まります。

 

特にタバコを吸う方は、

『歯周病』に対して十分な注意が必要です。

 

そこで今回は、

タバコとお口の関係についてお話したいと思います。

 

 

 

◆気づいたときにはもう手遅れ

 

歯周病を「ただ歯ぐきが腫れるだけの病気」

と考えている方がいらっしゃいますが、

それは大きな間違いです。

 

歯周病は

歯と歯ぐきの間に歯周病菌が入り込み、

腫れ出血を伴いながら、

やがては歯を支える骨を溶かしてしまう

恐ろしい病気です。

 

 

骨が溶けてしまうと、

当然それに支えられていた歯は抜けてしまいます。

 

実は、歯が抜けてしまう原因のNo.1は、

「むし歯」ではなく

「歯周病」なのです。

 

 

歯周病で歯を失う原因としては

「自覚症状の少なさ」が挙げられます。

 

唯一とも言える自覚症状は「歯ぐきの出血」。

 

もし、出血がいつまでも続いているようだと、

歯を支えている骨が溶け始めている可能性が高いので、

今すぐにでも歯科に相談してください。

 

 

 

ところが、

 

そんな唯一の自覚症状とも言える

「出血」すら気づかなくさせるのが「タバコ」です。

 

 

タバコに含まれる有害物質は、

歯ぐきの血流悪化を引き起こし、

出血しにくくなるため

歯周病に気づきにくくなってしまうのです。

 

 

それだけではありません。

 

血流が悪いということは、

細菌と戦う力が衰えることを意味しますので、

歯周病菌がどんどん増えていきます。

 

 

「ようやく気づいたころには、

もう骨がすっかり溶けてしまっている」

 

喫煙者にはこうしたリスクがあることを

しっかり覚えておいてください。

 

 

 

 

◆全身疾患につながる可能性も…

 

このように、タバコは歯周病を悪化させますが、

歯周病の悪影響は口腔内だけではありません。

 

歯ぐきから侵入した細菌が血管に入り、

全身にまわることで、

・心臓疾患

・脳血管疾患

・認知症

・糖尿病

・がん

・早産

・低体重児など、

様々な病気に関わっていることが知られています。

 

 

このように、タバコは肺がんや歯周病だけでなく、

全身疾患を悪化させる引き金になり得るのです。

 

 

 

 

 

◆禁煙は歯の治療に大切なこと

 

「自分はもう歯周病になってしまったから

関係ない!」

と思われた方も、まだ遅くありません!

 

ある程度進行した歯周病にも禁煙は有効なので、

ぜひチャレンジしてみましょう。

 

禁煙をすると歯ぐきの状態が回復して、

歯周病のリスクが下がります。

 

さらに、

歯周病を予防することが全身疾患の予防になり、

ひいては健康な人生をおくることにもつながっていきます。

 

 

 

 

 

また、喫煙をしている方は、

自覚症状が少ないため、

必ず定期的に歯科で検診を受けてください。

 

検診では歯周病のチェックのほか、

歯周病菌のすみかとなっている歯石を取り除いたり、

歯にこびりついたヤニを取り除いたりすることもできます。

 

疾患の早期発見・予防・見た目の改善など、

様々なメリットがありますので、

ぜひ定期的なご来院をお待ちしております。

 

 

あまがい歯科医院
〒346-0024 埼玉県久喜市北青柳1011−1
TEL:0480-21-8811
URL:https://www.amagaishika.com/
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